消化器・胃腸科

消化器・胃腸科とは

消化器・胃腸科とは消化器・胃腸科は、腹痛や嘔吐、下痢、便秘といった消化器に現れる症状全体をみる診療科です。消化器領域は、食道や胃腸などの消化管だけでなく、胆のう、すい臓、肝臓などの疾患に関する診療も行います。
診療では、問診と診察を丁寧に行い、必要に応じて各種の検査を行います。検査では、血液、超音波(エコー)、X線、CT、胃内視鏡(胃カメラ)、便潜血などを組み合わせ、診断と治療を行います。

こんな症状はご相談ください

  • 喉になにか詰まった感じがする
  • みぞおちの当たりが痛む
  • 胸やけする
  • 胃が痛む
  • 胃がもたれる
  • 吐き気がある
  • 食後、背中が痛む
  • お腹の調子がよくない
  • お腹が痛い
  • お腹を押すと痛い部分がある
  • 便秘になりやすい
  • 下痢しやすい
  • 血便が出た。あるいは便が黒い
  • 食欲が減ってきた
  • 急な体重の減少があった
  • 体が黄色くなってきた
  • 健康診断や検診で胃腸の再検査が必要と言われた
  • 血縁者に胃がんや大腸がんになった方がいる
  • 消化器のがんが心配

消化器・胃腸科の主な対象疾患

5.3	消化器・胃腸科の主な対象疾患逆流性食道炎、ヘリコバクター・ピロリ菌感染症、胃ポリープ、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がん、感染性胃腸炎、潰瘍性大腸炎、クローン病、大腸がん、慢性便秘症、過敏性腸症候群、胆のう炎、すい炎、慢性肝炎・肝硬変・脂肪肝などの肝機能障害、機能性消化管障害 など

逆流性食道炎

胃液が胃から食道に逆流して起こることが原因で、食道は胃と違い強い酸性の胃液にさらされると炎症を起こし、胸やけ、喉の違和感、げっぷが多いなどの症状が起こります。症状には、慢性的な咳などもあります。
薬の服用と生活習慣の改善が基本的な治療です。一度にたくさん食べ過ぎたり、食後すぐ横になったり、夜遅い時間に食事を摂るとなりやすいとされ、こうした生活習慣を改善することも重要です。

食道がん

タバコや飲酒が原因とされ、症状には食べ物が喉につかえる嚥下困難や胸焼けの他、食道と一見関係なさそうな胸の奥や背中の痛み、咳・痰・声枯れなどがあります。早期に発見するには、こうした症状が出る前に定期的な検査を受ける必要がありますが、食道だけ単独で検査する必要はなく、通常の胃内視鏡検査で食道もしっかり観察します。食道がんであるとわかった場合には、専門の医療機関で治療を行います。治療方法には、手術・抗がん剤・放射線などがあります。

急性胃炎

胃の粘膜に急性の炎症が起きた状態で、原因は消炎鎮痛剤などの服用、ストレス、飲酒、感染などさまざまです。症状としては、胃の痛みや不快感があります。原因がわかっている場合にはそれを取り除き、起きている症状に応じた薬を服用して治療します。

慢性胃炎

胃粘膜が老化した状態を萎縮性胃炎や、粘膜の傷が修復される時に胃粘膜が腸粘膜に似たものに置き換わってしまう腸上皮化生(ちょうじょうひかせい)が慢性胃炎です。ヘリコバクター・ピロリ菌感染が大きく関与していることがわかってきており、感染している場合には除菌治療を受けることがとても有効です。

胃潰瘍/十二指腸潰瘍

胃や十二指腸の粘膜が傷ついて潰瘍を起こしている状態です。原因には、ヘリコバクター・ピロリ菌の感染をはじめ、非ステロイド性抗炎症薬や胃酸などが考えられますが、主な原因はヘリコバクター・ピロリ菌の感染と考えられています。そのため、検査をしてピロリ菌陽性であれば、除菌治療を行います。

胃がん

胃がんは、日本人の罹りやすいがんですが、早期胃がんの予後はとても良く、完全にがんを切除できた場合には、9割を超える治癒率になっています。早期の胃がんには自覚症状がないことが多く、ほとんどが健康診断や検診、人間ドックなどで受けた内視鏡検査で発見されます。そのため、定期的に検診を受けることは、胃がん早期発見に最も重要です。
そして、ヘリコバクター・ピロリ菌が胃がん発生の原因になることが判明しているため、胃がんリスクを減らすために、検査でピロリ菌陽性の場合には除菌治療をおすすめしています。

感染性胃腸炎

ウイルスや細菌などが感染して発症する胃腸炎です。症状には、嘔吐、悪心、腹痛、下痢、発熱などがあり、適切な治療を受ければ数日で症状が収まってきます。ウイルスが原因の場合は特効薬がないので症状を緩和させる対症療法が行われ、細菌が原因では抗菌薬が有効なケースがほとんどです。

大腸がん

大腸がんは粘膜から発生する悪性の腫瘍で、盲腸からS状結腸までにできる結腸がん、直腸から肛門までにできる直腸がんの2種類に分けられます。
大腸がんにはゆっくり進行する隆起型と、腸壁内層に食い込みながら早く進行する陥没型があります。ポリープががん化することも多いので、ポリープの段階で切除することが重要であり、定期検診がすすめられます。
大腸がんリスクが高くなるのは50代で、60~70代でピークに至りますが、近年では若年化が進んでいるため、40代になったら定期的な検査を受けるようにしましょう。

過敏性腸症候群(IBS)

下痢の症状が一般的に知られていますが、便秘や、下痢と便秘を繰り返す、腹痛、下腹部の張りなどの症状もあります。原因は主にストレスだとされており、腸が慢性的な機能異常を起こしている状態です。炎症や潰瘍などの器質的な病変は伴いません。
不安・緊張などのストレスの他、疲労や暴飲暴食、アルコールの過剰摂取、不規則な生活習慣なども原因とされているため、食事療法や運動療法などの生活改善が効果的です。生活改善で効果が得られない場合には、症状に合わせて薬物療法も併用していきます。

機能性消化管障害

みぞおちの痛みや食後の膨満感など、上腹部に症状があるにも関わらず、内視鏡検査などでその原因となる逆流性食道炎や胃・十二指腸潰瘍などの器質的疾患が無い状態です。
治療では、患者さんの社会的・精神的背景を把握することが重要ですので、丁寧に問診を行います。症状に関連するような生活習慣があれば、改善のための指導を行います。その上で必要があると判断されたら、制酸剤や粘膜保護剤などを使った対症療法を行い、消化管の運動機能改善薬を使用する場合もあります。また、精神症状があるケースでは、抗不安薬や抗うつ薬を用います。

急性胆のう炎

胆のうに炎症を起こしている状態で、胆のう結石があると発症しやすい傾向があり、右腹部痛、圧痛、発熱などの症状があります。治療では、水分や電解質などを補液する点滴の他、鎮痛剤や抗菌薬の服用を行います。状態により手術が必要になるケースもあります。

急性すい炎

軽度や中程度の場合は内科的療法で完治可能ですが、重症の急性すい炎の場合には死亡率が20~30%と高いため、すぐに専門医療機関で治療を受ける必要があります。
症状には、上腹部の急性腹痛発作や背中の痛みがあり、吐き気や嘔吐、発熱を伴ったり、呼吸困難、意識障害などが起こることもあります。

肝機能障害(慢性肝炎、肝硬変、脂肪肝)

肝機能が悪化する原因は、ウイルス、アルコール、薬剤、自己免疫などがあるため、詳しい検査が必要です。だるさやむくみ、身体が黄色くなる黄疸などの症状があったり、健診などで肝機能異常を指摘されたら、必ず受診してください。

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